わたしの代わりに空が泣く。

有益な情報は含んでおりません。

ほろり

幸せなことはすぐ終わってしまうって思うのに

つらいことは永遠に続くのではないかと思ってしまう。よくないことだ、と自分に言い聞かせる。

 

先日、Kさんが「野菜果物をベーコンで巻いたやつが食べたい」と言うので作ってみた。

ベーコンで巻くものと言ったらアスパラくらいしか思い浮かばないのだが。

以前、アメトークの福岡屋台芸人で紹介されていた屋台で、オシャレなベーコン巻きが出ていたのを思い出した。それをリクエストしたらしい。

なんとブドウまでもベーコンで巻いていたのである。未知の世界。

 

小ねぎとチーズをベーコンで巻いたり、あとはミニトマトやエノキやアスパラ、そしてアメリカ産のブドウをベーコンで巻いて焼いた。

味付けは塩コショウのみ。

 

塩は、キリヤ君が前にくれたフランスの高級お塩を使った。粗くて、とても良い。

 

あと、ベーコン巻きの他にイワシの煮付けをくつくつと煮込んだ。

 

Kさんとご飯を食べていると何だかしあわせだなぁと思う。しかしKさんがどう思っているかなんて、私は分からない。

数ヶ月したらもう会えなくなっていることだってある。

未来なんて、何も分からない。

 

 

 

仕事中、しあわせな朝ごはんのことを思い出していた。

 

炊きたてのゆめぴりか。

味が安定しない私のお味噌汁。

Kさんの不思議な特製目玉焼き。

大きな梅干し。

納豆。

あれば、ヨーグルト。

あれば、季節のフルーツ。

 

テレビを見る横顔。

私には分からないストーリー。

小さな部屋。

 

それは永遠なんかじゃないんだって思えて哀しい。

誰かが簡単に手に入れられることが、私にはとても難しくて、

簡単に幸せにはなれないことを、最近とても痛いくらいに思う。

 

そんなことを思っていたらデスクで涙がぽたっと流れて、

すぐに赤い疲れ目の目薬をさしてごまかした。

 

幸せなことを探しに行くことの難しさを

年々深く感じている。